畑への思い

今年は本当に色々なことがあった年でした。
新規就農をして「わが家のやおやさん 風の色」を始め、
畑をお借りして、農家登録がとれ「農家」に。
また、宅配のお客様、直売所で野菜を購入してくださる方、色々と教えて下さる、たくさんの農家さん。
ブログをみてくださっている方。多くの方たちにお会いできました。
こうして考えてみると、私たちの野菜を食べてくださる方、周りの農家さん、家族、友人、
今まで出会ってきたたくさんの方たちに、支えられているのだと実感します。
今では考えられませんが、学生のころ
農業は、「人付き合いをしなくていい」
なんてことをちらっと考えた自分がいます。
それは間違いで、農業こそ「人とつながれる」職業です。
「誰かとつながっていたいから」
だから農業をしていきたい。
畑をしていなかったら、こんなにたくさんの方たちには会えなかったと思います。
野菜を作るというだけではなく、
そういうことも、これからももっと大切にしていきたいと思います。
私たちの野菜を食べて、畑や自然、野菜の力を感じて、ちょっとでも幸せになってもらえたら。
そして、みんなでご飯を食べるということの楽しさ。
その中に、私たちの野菜が参加できればなと思います。
この前、「大停電の夜に」という映画をみました。
その中のセリフにあやかって
「こんなに日の夜だから」ちょっとたくさん話してみたくなってしまいました。(笑)
本当に今年も1年間ありがとうございました。
来年もきっと、畑のあちこちで「ひ~」という叫びがきこえることになるかもしれませんが、
おいしい野菜を作れるように、より頑張っていこうと思います。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。
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